歯の健康に欠かせない一般歯科について
General Dentistry
虫歯治療、根管治療、親知らずの抜歯など、歯の健康に不可欠なケアについてご紹介しております。患者様のお口の健康を最優先に考え、痛みや不快感を最小限に抑えつつ行う効果的な虫歯治療についてご説明いたします。また、しばしば患者様にとって不安なプロセスとなる親知らずの抜歯においても、麻酔技術と専門知識を駆使して、安全かつ痛みの少ない抜歯を行っております。
できるだけ痛みの少ない虫歯治療
当院が「できるだけ痛みの少ない虫歯治療」を大切にしている理由、それはできる限り患者様のご負担を少なくして治療したいという思いもありますが、その「痛み」のせいで歯科医院から足が遠のいてしまわないようにしたいという思いでもあります。
「痛くても平気」「痛みは気にならない」という方はほとんどおられず、皆様、治療時の痛みに何かしら不安を感じておられると思います。そうした方にも「実際に治療を受けてみたら、それほど痛くなかった」「つばさデンタルクリニックに通ってみよう」と病気の治療やお口の健康維持のために積極的に、そして前向きな気持ちで通っていただけるようになってもらいたい。当院の「痛みの少ない治療」にはそのような思いが込められております。
「虫歯治療の痛みが苦手」という方も一度ご相談ください
虫歯治療の痛みが苦手で通院を途中でやめてしまったり、歯科医院での治療になかなか足が向かない方も、一度お気軽に当院へご相談ください。局所麻酔でできるだけ痛みを抑えるとともに、麻酔時の注射の痛みも表面麻酔や極細針・電動注射器の使用にてできるだけ痛みを軽減いたします。
歯質(宿主):お口の中の状況や唾液の質・量など
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細菌:お口の中にいる虫歯菌の数
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食物:糖分を摂取する頻度や量
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これらの3つの原因に、4つ目の原因「時間(虫歯菌が産生する酸に歯がさらされる時間)」が加わることで虫歯のリスクが高まります。
虫歯にならないための予防については下記をご覧ください。
根管治療
できるだけ歯を残す治療
虫歯を放置するとどんどん内側へ進行していき、やがては歯の神経(歯髄)に達します。こうした歯髄まで達した虫歯を治療し、できるだけ歯を残すために行うのが「根管治療」です。
歯の神経や血管は、根管と呼ばれる細い管の中を通っています。虫歯菌に侵された部分をきれいに除去し、徹底的に洗浄して消毒した後、薬剤で充填します。充填後は歯の土台(コア)を形成して、被せ物(クラウン)を入れて歯を修復します。この根管治療をきちんと行えば、重度の虫歯になっても抜歯せずに済む確率が高まります。
ただし、根管治療を行った時点で、歯の寿命のカウントダウンが始まると言われます。根管治療をしなくてはいけなくなる前に治療をすることが重要です。
CTや拡大鏡を用いてより精密な治療を
複雑な形をしている根管に対して適切な治療を行うためには、的確な事前診断が大切です。当院では歯科用CTを導入しており、高画質な3D画像を撮影してお口の中の状態を詳細に確認するようにしております。
また、根管内の感染物質の取り残しなどがあると再治療の原因となりますので、そのようなことがないように拡大鏡(ルーペ)を使って患部を拡大させて、精密に処置を行うようにしています。的確な診断と精密な処置で治療の確実性を高めて、効果的かつ再発しにくい根管治療を目指します。
2. 根管の長さ・形状を確認
根管長測定器を使って根管の長さを計測したり、形状を確認したりして根管の状態を正確に把握します。
エクストルージョン(歯根挺出術)
抜歯するしかない状態の歯を残す
通常であれば抜歯が避けられないような状態の歯でも、治療内容に矯正治療を組み込むことで歯を残せる場合があります。こうした治療を「エクストルージョン(歯根挺出術)」と言います。
重度の虫歯になって歯冠部分(歯茎の上の部分)がほとんど破壊されてしまい、歯茎が覆いかぶさってしまうと土台(コア)が形成できないため、抜歯せざる得なくなります。こうした歯に対して矯正治療を行って、歯茎の下に隠れてしまった歯を挙上させることで土台の形成が可能となり、抜歯せずに歯を残せるようになります。抜歯するしかないと言われた方は、一度、当院までご相談ください。
親知らずの抜歯方法
親知らずがきちんと生えている場合
親知らずがきちんと正しい方向に生えていて、何も問題がないような場合には抜歯の必要はありません。
親知らずが横向きに生えている、親知らずが埋まって一部露出している場合
親知らずが横向きに生えていたり、一部が骨に埋まっていたりしている場合には、抜歯を検討した方が良いと言えます。局所麻酔を行い歯茎を切開し、術後の腫れや痛みをできるだけ抑えるために、最小限の侵襲で歯や顎の骨を削った後、専用器具で歯を抜歯します。
問題がある親知らずを放置していると痛みの原因となるだけでなく、隣の歯のブラッシングを邪魔して虫歯・歯周病を引き起こしたり、隣の歯を押して歯並び・咬み合わせの乱れの原因となったりするなど、様々なトラブルが起こる可能性があります。一度お口の中を詳しく診させていただいて、抜歯が必要かどうか適切に診断いたしますので、お困りの症状がある方はお気軽にご相談ください。
親知らず抜歯後の注意事項
・当日は入浴、飲酒、激しい運動は避けてください。
・傷口を指や舌などで触らないでください。
・3日程度は必要以上につばを強く吐いたり、うがいをしないでください。出血したり、治りが悪くなる原因となります。(出血が止まらない場合は、お渡ししたガーゼを傷口に当て、しばらくの間(15~20分ぐらい)強く噛んでください。
・1~3時間後程度は、麻酔が効いて唇や舌がしびれています。(食事をする際は、やけどしたり、唇や口を噛まないよう注意してください。)
・麻酔が切れて、痛みが我慢できない場合は、痛み止めを服用してください。
・食事の際は、患部を刺激しないように注意してください。(刺激が強い食べ物や飲み物を控えてください。)
・何か異常があった時は、すぐにご連絡ください。