お子様の口腔健康の説明や症例をご紹介
Pediatric Dentistry
お子様の健やかな成長とともに、口腔健康をサポートする情報をご提供しております。また、小帯異常(上唇小帯・舌小帯)の症例と費用についてもご確認いただけます。お子様の歯の健康は将来の生活に大きな影響を与えるため、早い段階からの適切なケアが大切です。そこで当院では、子どもたちが歯医者を怖がらず、安心して通院していただける環境づくりに努めております。
お子さまのお口を守るための小児歯科
子供の歯(乳歯)は通常、全部で20本あります。生後6ヵ月頃から生え始め、3歳頃に20本生えそろいます。そして、6歳頃から大人の歯(永久歯)が生えてきます。歯は一生の財産。丈夫で綺麗な歯は、お子様への最高のプレゼントです。お子様が生涯虫歯で困ることのないよう、小さな頃からしっかりとケアを行いましょう。
子供のうちから歯医者さんに通う習慣を身につけておくと、成長して大人になった時にも定期メンテナンスに通えるようになり、生涯を通じてお口の健康が守れるようになります。将来、お子様がお口のことで悩まずに済むように、親子で一緒に楽しみながら歯医者さんに通ってみませんか?つばさデンタルクリニックでは、お子様の歯並びや悪習癖の改善のお手伝いをしております。お子様の気になる歯並びやお口の癖などがありましたら、お気軽に大阪市生野区のつばさデンタルクリニックまでご相談ください。
お子様に楽しく親御さんに安心して通っていただけるように
「うちの子はちゃんと治療が受けられるかな?」「待っている間、騒いでまわりに迷惑をかけないかな?」と小さなお子様をお持ちの親御様は、歯医者さんに通い始める前に色々と不安になられると思います。当院ではお子様に楽しく、そして親御様に安心して通ってもらえるように色々な取り組みを行っております。
入会可能な年齢:~12歳
ブクブクうがいが出来るようになられたお子様から随時ご入会いただけます。
年会費:¥500
処置費用は通常通り保険診療となります。
歯がはえたら歯医者さんへ
虫歯がなくても歯医者さんへ行きましょう!
乳歯が生え始めたら歯医者さんに通い始めるタイミングです。まだ生えたばかりで虫歯がなくても定期的に歯科医院に連れてきてあげて、歯医者さんの雰囲気に慣れさせてあげるようにしましょう。
そうして小さい頃から定期的に歯医者さんへ通っていれば、お口を健康に保てるようになるのはもちろん「数ヶ月に1回、歯医者さんへ通ってお口の健康状態をチェックしてもらうのが当たり前」という考え方が身について、大人になってからも定期メンテナンスに通い続けられるようになります。
今や歯医者さんは「虫歯を治すところ」ではなく、「虫歯にならないように予防するところ」という考え方が浸透しつつありますが、それをお子様の時から習慣化させてあげるようにしましょう。
乳歯だから虫歯になってもいい!?
「乳歯だから虫歯になっても大丈夫」とお考えではありませんか?
しかし、そうではないのです。乳歯の虫歯は、後から生えて来る永久歯の健康や歯並びに大きく影響し、乳歯のうちからたくさん虫歯があるお子様は、永久歯に生え変わっても虫歯になりやすいと言えます。「そのうち生え変わるから平気」と思わずに、乳歯の虫歯であっても歯医者さんで診てもらうようにしましょう。
乳歯の虫歯が永久歯に与える影響
生え変わりの時期に注意!
乳歯は永久歯と比べて柔らかくて、再石灰化の力も弱いので虫歯になりやすく、一度虫歯になるとあっという間に進行してしまいます。乳歯が虫歯になるということは、お口の中に虫歯菌が多いということなので、そうした環境の中で生えて来る永久歯も虫歯リスクが高くなります。
また、虫歯が進行して乳歯を抜歯しなければならない場合、まだ生え変わりの準備が整っていないため、抜歯によってできたスペースにまわりの歯が倒れ込んできて歯並び・咬み合わせを悪くすることがあります。このように乳歯の虫歯が永久歯に様々な悪影響をおよぼす恐れがありますので、「乳歯だからいいか」「生え変わるからいいか」と思って軽視せずに、きちんと治してお子様のお口を良好な状態に保つようにしましょう。
小帯異常(上唇小帯・舌小帯)の治療
小帯とは、唇、頬、舌などのお口の中の粘膜と歯茎を繋ぐ部分のことです。当院ではこの小帯でみられる異常への治療に対応しております。
上唇小帯
上唇小帯とは上唇と歯茎を繋ぐスジのことで、通常、成長するにつれて歯茎の上から下がってきますが、何らかの要因でこれが下がらず同じ位置にあるとすきっ歯の原因となります。このような場合には、電気で上唇小帯を切除する外科的処置を検討します。
治療内容:上唇小帯が長く、上の前歯の間にまで伸びていました。このままでは前歯が自然に閉じない可能性もあるため、上唇小帯切除術を行いました。
治療費用:¥500〜(保険適応)
舌小帯
舌小帯とは舌の裏側にあるひだ状の部分のことで、これが短いと発音しづらくなったり、上手く物が飲み込めなくなったりする場合があります。こうした時には舌小帯を切除する外科的処置を検討しますが、成長するにつれて自然治癒することもあります。
治療内容:舌が小帯に引っ張られ、反ってしまう状態でした。舌の動きが良くなるように舌小帯切除を行いました。
副作用(リスク):切除後、舌の運動をしっかりしないと、またくっついてしまう可能性があります。
治療費用:¥500〜(保険適応)
治療内容:舌を上に持ち上げても上顎に付きません。舌の動きが良くなるように舌小帯切除を行いました。
副作用(リスク):切除後、舌の運動をしっかりしないと、またくっついてしまう可能性があります。
治療費用:¥500〜(保険適応)
埋伏歯・過剰歯の治療
歯の全部または一部が歯茎の下に隠れている「埋伏歯」、また通常よりも多く歯が生えて来る「過剰歯」の治療に対応しております。歯やお口の中の状態を詳しく確認したうえで、適切な治療方針をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
埋伏歯
歯の全部または一部が歯茎の下に隠れたまま生えて来ない状態で、歯並び・咬み合わせの乱れの原因となります。
過剰歯
正常な数よりも多く歯が生えて来る状態で、歯列から外れて生えて来ることもあり(上顎の前歯の間、親知らずの後ろなど)、歯並び・咬み合わせの乱れを引き起こします。